子育て中のお母さんへ

先日息子が10歳になり、やっと私もお母さんとして10年を過ごすことができました。それでもまだまだ新米、お母さんとしては未熟者の私、子育ての道はまだまだ長いですね。

 

今のところ無事に健康に育ってくれている息子、この10年間で息子が薬を服用したのはわずか4回程度、病院にかかったのもほんの数回です。とはいえ、決して「病気にかからなかった」わけではありません。病気にかかっても、病院に行かないうちに回復する場合がほとんどだったからです。

 

周囲の子育て中のママたちはみな、かわるがわる病院に通うのに忙しそうで、そんなママたちと比べると私の子育は本当にラクチンだった、と言う気がします。

 

 

病気を見守る、という一つの選択

昨今、市町村によっては乳幼児の医療費は無料で、子供の病気に関する直接的な金銭負担は確かに以前より少なくなっているのかもしれません。しかし、子供が熱を出したとき、病気の子供を抱えて病院の待合室で何時間も待つのは、本当につらいことではないでしょうか。医療費が無料となって、頻繁に病院通いをするようになった結果、お母さんの労力的負担は逆に増えているように思えます。

 

子供の発熱の真っ最中に病院の待合室で過ごすのは子供にとってもママにとってもとてもつらいこと。それならいっそ、もう少し自宅のお布団の上で様子を見る、というのも一つの選択肢ではないでしょうか。

 

子供の熱が高く、一番つらいときこそ、病院の待合室ではなくて布団の上で寝かせておいてあげたい。私の場合はそんな思いがあって、「病状が少し落ち着いてから、病院に行こう」そう思っているうちに、ピークを過ぎるとけろりと治ってしまっていて、病院に行きそびれる、というケースがほとんどでした。子供の病気は、もしかしたら案外そんなものかもしれません。

 

もちろん、様々なケースがあると思いますし、それぞれの子供の健康状態はみんな違いますから、一概に判断することはできません。

子供の様子をみて大丈夫かどうか、どの程度なら見守っていて大丈夫か、その線引きはいつも一緒にいるお母さんにしかできないものです。

 

お母さんの目から見て、「今回の熱は大丈夫そうだな」、「今回は子供の自己治癒力を信頼できそうだな」もしこのような感覚があれば、すぐに病院に連れて行くのではなく、お子さまが自分の力で病気を回復するのを見守ってあげる、というのはいかがでしょうか。

 

薬を使わない子育て

 私の経験では、薬を使わずに病気を乗り越えていると、本当に面白いように、”ピーク”がわかるものです。体の中で自分の免疫システムと外敵ウィルスが戦いを繰り広げ、そして自分の免疫システムが優勢に立った、その瞬間。

 

これが、本当に手に取るようにわかるのです。

 

子どもを見守っていて、熱がどんどん上がっていく。

上がって、苦しそうにしていて、そしてある瞬間に、ふっと。

「あ、越えたな。」

そこからどんどん症状が改善していく。

多くの場合、ピーク時に排出が伴います。

大汗だったり、おトイレでどっとでたり、あるときの息子の場合はなぜか鼻血だったり。鼻血がどーっとでて、それから急に症状が引いていきました。

 

熱がかーっと出るような風邪というのは、案外あっさりと治るものです。

そして身体の免疫システムが勝利を収めた瞬間が、本当にわかります。

確かに医薬品を使わずに看病するのは親にとってちょっぴり大変です。もちろん心配ですから、何もしないでただ見守るというわけではありません。

それこそ、生姜湯を飲ませたり、梅干しを舐めさせたり、大根おろしを食べさせたり、豆腐を頭に張り付けたり、ねぎを首にまいたり、ホメオパシーを飲ませたり、レイキだけではなく、色々な養生法や手当法を試してみることもあります。傍から見たらちょっとした変人ですね。それが功を奏したかどうかわかりませんが、結果的には私の子供は医薬品を使わずとも、しっかり回復することができています。

 

なぜでしょう、私にはこの、「自分の力で病気を乗り越える経験」が、子どもにとって大切な事のように思えて仕方がないのです。

 

もちろん、個別にお子様の様子をよく観察し、必要があれば病院に連れて行くという判断は絶対的に正しいと思います。ただ息子の場合は、レイキのおかげもあってケロリと治ってしまうことが多く、そのような機会は滅多になかった、というだけです。

 

自然育児の強い味方、「レイキ」

このようにレイキを使って看病をしてきた私の家庭においては、「お母さんの手」はすっかり信頼を獲得していて、息子がどこかにぶつけたとき、転んで痛い思いをしたとき、まっしぐらに私の「手」に向かって走ってきます。

 

少しぐらいの傷や痛み、頭痛や心身の不調は、ほとんどの場合、お母さんの手で癒すことができるのです。

子供が不調のときレイキをしてあげると、多くの場合、子供は少しの間眠ってしまいます。ですから、一番痛いとき、苦痛のときを、眠って乗り越えることができる、結果的に痛みや苦痛を軽減することができるのです。

次に目が覚めた時には大抵ずっと気分が良くなっていて、まだ必要があればまたレイキをしてあげる、この繰り返しで、子供が心身の不調を乗り越えるのを応援してあげることができます。

 

結果的に、医薬品や病院に頼る機会は自然に減っていきます。(当然ながら、必要があればレイキをしながら病院と医薬品を併用することができます。)

 

子供にとって「お母さんの手」は、ただでさえとても気持ちのいいものですが、レイキを使うようになるとその「お母さんの手」が更なる意味をなし、何よりも頼れるものとなります。

他に何もいらない、いつも自分にくっついているその一本の手が、究極の薬箱となるのです。それが「家庭療法としてのレイキ」です。そしてレイキは、このような使い方をしたときに真の価値を持つと私は確信しています。

 

この、家庭療法として計り知れない価値を持つレイキ、子育て中のママたちに是非知ってもらいたいと思っています。そして一生涯にわたってご家庭において役立てていただければ、とても嬉しく思います。

 

「レイキがどのようなものかやっぱりよくわからない、ただお母さんの手が気持ちいいのと何が違うの?」という方は是非一度レイキヒーリングを受けてみてくださいね。百聞は一見にしかず、一度ご体験いただくのがいちばんです。

 

⇒レイキヒーリング是非お試しください。