春の恵み…私たちにもともと与えられているもの

松本もすっかり春到来♪田畑も野山もざわざわとしています。

先日子供と散歩がてら、野山へ春の恵みをいただきに☆

こんなに沢山の大収穫!

この日は、ほんの短い期間しか採れないナズナが食べたくて、ナズナをめあてに探しに行ったら、もうよもぎが出ていて、さらにまだフキノトウもあって、藪カンゾウもノビルもでていて・・・というわけで、あれよあれよという間に大収穫となりました!

 

誰が育てているわけではないのに、ちょっと散歩しただけでこんなに沢山の食材が収穫できてしまうって、なんて恵み豊かな土地に暮らしているのだろう、としみじみ思います。

こういった道端の草が実はおいしく食べることができて、お金をかけて買う必要もなければ苦労して育てる必要もなく、豊かな食にありつけるということを、私たちの世代はすっかり忘れてしまっているなんて、本当にとてももったいないですね。

 

普通の野菜よりも少し手間はかかりますが(泥を落としたり、洗ったり、ゆでたり)、それでも普通の野菜よりも力があって胃腸調整効果抜群、本当に「めぐみ」としか言いようがない、春の草たち。積極的にいただきたいと思います!

翌日のアチューメントランチには、この日に収穫した沢山の野草たちが登場☆

写真がヘタでごめんなさい・・・。ナズナ料理の王道、ナズナの胡麻和え、その右はノビルとしめじの炒め物、左端はノビルの醤油漬けです。(ほんと、写真ヘタですね・・・)

Ameの質素な玄米粥膳を春らしく彩ってくれました。 

収穫した野草たちはこの他に、夕食にヨモギとフキノトウの天ぷら、藪カンゾウのゆず味噌和え、ナズナごはん、ふきみそ、そしてよもぎもちに、と、華やかなごちそうになりました。

 

私たちに必要なパラダイムシフトの一つに、「もともと与えられているめぐみを最大限に生かして生きていく」ということがあると、私は思っています。

 

「足りない・持っていない・××しなければならない」と現状の不満足を刺激されて消費意欲を駆り立てられてしまう昨今ですが、実は「今すでにあるもの」「もうすでに与えられている恵み」を十分生かし切ってもいない。

あるものを使ってもいないのに、「足りないから買わなくちゃ」という思考パターン、これをまず変えていく必要がありますね。

 

レイキも同じです。今ここに満ちている、誰にでもついている手のひらひとつで、誰にでも使える無尽蔵のエネルギー。

薬が必要、ビタミン剤が必要、などなど、外からあれこれ補う前に、まずは今ここにあるものを最大限に生かして、それでも足りなければ外部のものに頼る、こういう順序で生きて行けば、もっともっと健やかに心穏やかに生きていけるのではないかな~・・・と思います。

 

私たちに最初から与えられているものの力を信じて、まずはそれを生かし切っていきたいですね。皆さんも是非春のおいしい野草お試しください♪